オイル

各油剤の紹介

◇合成油

特定の性能に優れるよう設計された潤滑油で、軸受の用途に合わせて選定できます。

◇セミ合成油

洗練された汎用潤滑油で、耐熱性・蒸発特性に優れ、スラッジの発生も少ないので広範囲に使用することができます。

◇鉱物油

汎用潤滑油です。一般に汎用油は製品としてのライフサイクルが短く、廃番となるたびに設計変更を行う必要が生じますが、PMLシリーズには廃番のおそれはありません。
・PML-A~D:一般的グレード ・PML-K~M:耐摩耗性に優れ、特に高荷重の用途に適する

◇防錆油

焼結機械部品に最も効果を発揮するよう開発された防錆油です。

◇撥油剤

焼結含油軸受の油漏れ防止に効果を発揮します。

推奨油代表性状

◇合成油

Porite No耐樹脂
・ゴム
粘度
mm2/s at40℃
粘度
mm2/s at100℃
流動点
粘度指数引火点
比重
PSL-017.84.0-50.01252420.89
PSL-129.35.7-50.01372700.89
PSL-242.97.1-50.01262800.91
PSL-356.49.4-50.01492740.91
PSL-460.511.1-50以下1782320.86
PSL-695.312.5-37.51262700.90
PSL-760.013.0-55.02002500.90
PSL-1039.611.7-50以下3062500.92
PSL-1133.08.5-55以下2522360.92
PSL-1611.93.2-50.0148 236 0.92
PSL-1810.63.1-25.01672260.91
PSL-1910.32.8-50以下1091880.81
PSL-2017.84.1-50以下1332220.82
PSL-2399.313.7-40.01392520.86
PSL-259.9*2.7*-55以下*105*163*0.81*
PSL-2618.54.1-55以下1252280.82
PSL-2730.45.8-55.01372410.83
PSL-2860.99.5-50.01372640.84
PSL-2996.313.6-47.51422820.84
PSL-3248.08.0-50.01402500.83
PSL-3360.0*13.0*-55.0*200*250*0.90*
PSL-3426.15.2-55以下1352350.83
PSL-35103.113.9-47.51362720.85
PSL-3668.010.2-60.01352800.84
PSL-3769.010.2-50以下1322860.93
PSL-3897.913.2-50.01332920.93
PSL-19A14.53.6-50以下1391940.82
PSL-20A19.04.4-50以下1462260.82
PSL-100 ◎※ 114.0 48.0 -50以下 426 330以上 0.99
PSL-101 ◎※ 28.0* 10.0* -60以下 377* 170* 0.93*
PFL-200 65.0 12.5 -65.0 180 なし 1.87

* 含油グリス:データは基油の値

※PSL-100、PSL-101はほとんどの樹脂との相性は問題ありませんが、シリコーン樹脂との使用には注意を要します。

◇セミ合成油

Porite No耐樹脂
・ゴム
粘度
mm2/s at40℃
粘度
mm2/s at100℃
流動点
粘度指数引火点
比重
PVL-120.64.5-50以下1332320.84
PVL-231.35.8-42.51272440.85
PVL-347.47.4-27.51192620.86
PVL-469.89.4-27.51122700.87

◇鉱物油

Porite No耐樹脂
・ゴム
粘度
mm2/s at40℃
粘度
mm2/s at100℃
流動点
粘度指数引火点
比重
PML-A22.34.3-37.51011880.86
PML-B31.85.4-35.01062220.87
PML-C45.46.9-35.01082380.87
PML-D66.88.9-30.01072480.87
PML-K69.99.1-12.51062560.87
PML-L100.311.6-12.51042720.87
PML-M152.015.5-12.51042760.88

◇防錆油

Porite No粘度 mm2/s at40℃耐食性(塩水噴霧試験 JIS K-2246)引火点比重
PSR-013.024時間 A級79℃0.82
PSR-022.483℃0.79
PSR-033.624時間 A級96℃0.81
PSR-044.924時間 A級98℃0.83
PSR-054.624時間 A級96℃0.84

◇撥油剤

Porite No撥油成分揮発成分水溶性引火点比重
POR-6フッ素樹脂:2wt%フッ素系溶剤:98wt%不溶なし1.4
POR-7フッ素樹脂:2wt%フッ素系溶剤:98wt%不溶なし1.4

※POR-7はPOR-6に蛍光剤を添加したグレードです。

※特性項目の詳細説明

●耐樹脂・ゴム

潤滑油の種類によっては、特定の樹脂・ゴムを劣化させるおそれがあります。○・△評価の油については、相性を確認した後に使用することを推奨致します。
一般的な樹脂・ゴムとの相性が ◎:特に優れる  ○:優れる  △:使用の際には確認が必要

●粘度

液体の粘性(サラサラ、トロトロという粘りの度合)を数値で表したものです。 通常、油の粘度は動粘度の値によって表します。20℃での水の動粘度を1mm2/s(=1cSt)とし、その何倍に当たるかを示しております。また粘度は温度によって変化しますが、ここでは40℃・100℃での動粘度の値を表示しております。

●流動点

潤滑油は冷却していくと次第に粘度を増し、ついには流動性が失われ固まってしまいます。 流動する最低温度を流動点といい、潤滑油の低温使用限界の目安とします。

●粘度指数

温度変化による潤滑油の粘度変化の度合を示す指数です。 値が大きいほど温度による粘度変化が小さいことを示します。

●引火点

規定条件で加熱した油に小さな炎を近づけたとき、油がある温度以上に達していると油蒸気と空気の混合ガスに引火します。この温度が引火点です。 油の燃焼性の目安として用いられます。

●比重

ある物質の質量(重さ)と、これと同じ体積の水の質量との比のことで、15℃における場合の値を表示しております。

使用上の注意

使用温度範囲

合成油>セミ合成油>鉱物油

耐久性

合成油>セミ合成油>鉱物油

油の価格

合成油>セミ合成油>鉱物油

※合成油は品番によって特性・価格が大きく異なります。
上記は一般的な目安ですので、詳細は弊社営業・技術担当にお問合せ下さい。

※各油について、ブラックライトを照射することで各軸受からの油漏れの確認が容易に行える蛍光剤を添加したテスト用含浸油の作製も承ります。
詳細は弊社営業担当・技術担当までお問い合わせください。