研究開発

粉末冶金法とは、簡単にいえば異なる種類の金属粉を混合し押し固め、加熱し製品化する方法です。当社ではこの技術をもちい含油軸受、機械部品等の生産を行っています。 この粉末冶金法は材料に無駄がなく、型で押し固めれば瞬時に成形できるため、生産効率が良く、形状の設計選択の幅が広いというのが最大のメリットです。 一方、材料が金属粉と油であるため十分な特性を得るためには、それぞれの選定が重要となります。その鍵を握るのが材料の精製や配合などの技術開発なのであります。 そこで研究開発部門においては当社オリジナルの試験機をもちい将来も見据えた上で、お客様のニーズに対応できるよう各製品のさらなる高精度、高性能、高品質化を推し進めています。

主な試験器類


  • 焼結試験炉

  • ライフ試験機

  • 軸受特性試験機

  • 走査電子顕微鏡

  • 炭素 硫黄分析装置

  • 油圧サーボ式材料強度
    試験機(サーボパルサー)

開発一例

材質名:PFR48

従来、耐摩耗性、高強度が必要な製品は、浸炭焼入れ、高周波焼入れの表面処理を行ない製品化しています。
PFR48を使用するにあたり、焼結工程のみで焼入れした製品と同等の特性を確保する事ができ、コストダウンが可能となります。

材質特性

化学成分(wt%)密度引張り強さ(MPa)伸び(%)硬さ(HRA)
Fe C Cr Mo その他 (×103kg/m3) 焼入れ前焼入れ前焼入れ前
0.3~1.0 2.5~3.5 0.3~0.7 1以下 6.7以上 650以上 1以上 50以上