| 上下にツバを有する形状の焼結化を実現 | ||
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| 【 開発背景 】 小型FANモ−タの重要な要求特性の一つとして,運搬や落下で,羽根と一体となったロータ軸が軸受から抜けない事が挙げられます。一般的には軸に溝加工を施し、樹脂リング等をはめ込んだり軸に金属リングを圧入するなどして抜け止め構造としています。(下図参照)しかし、従来の構造は軸に溝加工を施す事による部品単価の上昇や、軸受に軸を通してからリングを軸受の下から圧入しなくてはならないので、ハウジングを袋形状にする事が不可能であり部品点数の削減が困難である等の問題がありました。そこで底付きのハウジングにも対応可能な抜け止め構造を検討し、抜け止め構造(小判形状の入り口穴を持つ相手に回転させながら装入し抜けない構造)と組み立ての簡略化という二つの問題点を解決する為、両側に互い違いのフランジが付いた形状を製造する方法を考案しました。 |
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| 【 特 長 】 | ||
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@ 形状 要求特性である両側に互い違いのフランジをつけるため、2つの焼結部品を組み合わせることにより,切削レスで低コストと形状を実現可能としました。 A 抜け強度 肉厚が薄く抜け強度不足及び割れが懸念された為、圧入代を大きく取っても問題が無い様に伸びの大きい純鉄系を採用し抜け強度規格を満足させました。 B 撥油性 抜け止めリングは含油軸受の近くで使用されることから軸受の含浸油を吸い込んでしまう事による信頼性低下の恐れが有った為、軸受表面に撥油効果のあるPTFEの微粒子を分散させることにより、油の吸い込みを防止し且つ油振り切りワッシャ−として軸受の油漏れも防止して軸受の長寿命化を実現しました。 |
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